オーストラリアでシェアハウスの見つけ方(2023年版)

2023年4月からオーストラリアに滞在しているたかです。半年間オーストラリアに滞在して既に3回引っ越しをしている僕の体験談を含め、シェアハウスのおすすめの見つけ方をみなさんに共有出来たらなって思います。本記事では、なるべくシェアハウスを探す時に詐欺に合わない方法を書きますが、絶対詐欺に合わない保証は出来ないのであらかじめご了承ください。

良いシェアハウスの見つけ方。

 結論から書くと、オーストラリアに来る前に住むところを見つける場合は

①エージェントを使て家を紹介してもらう
②日本人がオーナーで、契約前にお互いに事前にパスポートの写真を交換する

が一番確実な方法です。でも実際にシェアハウスに行くと思った以上に水回りが汚かったり、インターネットが遅い、周囲の環境音(飛行機や自動車の音)が煩いとか色々あります。なので、僕の中ではオーストラリアに来てホステルに滞在しながら実際に自分の足で内見(以降、インスペクションと書きます。)をするのがシェアハウスを探すには一番おすすめの方法です。

 もし、どうしてもオーストラリア来る前に家を決めたいけど、上記の①と②の方法が難しい場合はオーストラリアの日本人Facebookグループなどで、既にオーストラリアに住んでる人に対してシャアメイト募集して、一緒に住んでもらうのがギリギリ安全かなって思ってます。(ただ、最近日本人を名乗った外国人が居るので、やり取りしてる中で日本語が不自然と感じたら警戒してください)

オーストラリアのシェアハウスはどこで調べるの?

オーストラリアでシェアハウスを探す時の主なサービスですが、日本人がオーナーや、日本が好きで少し日本語が話せるようなオーナーが多いのが

Jams.TV
日豪プレス
Cheers

で探すのがいいと思います。ただ、2023年9月現在では日本人をなりすました振り込み詐欺(次の章で詐欺の手口の例を書きます。)が多いので、日本人向けのサイトだからと言って警戒心をもってシェアハウスを探してください。

 私は英語でシェアハウスオーナーとのコミュニケーションも楽しんでいるので、シドニーでのシェアハウスは以下のサービスを使っております。

Gumtree
Flatmates
Facebook Marketplace
Flatmate Finders

それぞれのサービスを使って、実際にシェアハウスを募集しているオーナーと話したことがあるのでその体験談を書きたいと思います。

 まずはGumtreeですが、Gumtreeのシェアハウス入居者の募集はフレンドリーの方が多いです。また、シェアハウスを募集しているページでは、コンタクトはGumtree上ではなく、SNSやメールでのやり取りが中心です。個人的には部屋の清潔感や利便性に対しては少し割高な物件が多い気がします。

 次にFlatmatesですが、こちらは家を探すこと自体は無料なのですが家のオーナーとインスペクションの予定とか連絡するときはお金を払う必要があります(10日のプランで$24くらいだった気がします)。安い物件から高い物件まであって大体妥当な金額の物件も多く、地図や住所から物件を探せるので仕事場の近くの家を探したい場合は便利に探すことが出来ます。ただ、この記事を書く事を決める原因になった「入居の一時間前に入居を拒否される」なんてこともあったので、お金払ったからと言ってシェアハウスオーナー全員がいい人とは言え無いのが注意点です。

 Flatmate FriendsはFlatmatesより価格帯が高い家が多いですが、どの物件もフレンドリーの外国人が多く英語環境に浸りたい方はお勧めです。ただ、Flatmate Friendsもシェアハウスのオーナーとインスペクションの連絡を送るときは2週間で$22.99を支払う必要があります。

 個人的に一番おすすめは、Facebook Marketplaceを使って家探しをすることです。FlatmatesやFratmate Frindsと違って無料でシェアハウスを探すことが出来るからです。シェアハウスも割高から割安のものがあって、後ほど記載しますが掘り出し物件があります。ただ、Marketplaceには家の説明や住所など詳細を書いてるものが無いので、シェアハウスのオーナーに問い合わせて価格や条件などを英語で話し合ったりする必要があります。逆に言えば価格など交渉する余地があったりします。

シェアハウスでよくある詐欺

 シェアハウスで一番よく聞くのはボンド詐欺です。ボンドとは日本で言うと敷金で、シェアハウス入居後にトラブルなく部屋を清潔に使っていれば基本的にボンドは帰ってきます。ただ、オーストラリアは物価が高いのでボンドは大体日本円で言うと10万~20万くらいします。なので、このボンドを狙った詐欺が最も多いです。

 よくある詐欺の例として、内見前にシェアハウスのオーナーとやり取りしている時に「今すぐ入居したい別の日本人の人が現れた。あなたはいい人そうだし、ボンドを事前に払ってくれれば部屋を取っておくし、内見後に気に入らなければボンドはお返しします。」とかメッセージが送られて、ボンドを入金すると連絡が取れなくなったり更に「前払いで1カ月分の家賃も振り込んでくれ」と言われます。

 基本的にほとんどの人はこのような詐欺に引っかからないと思いますが、シェアハウスの入居の競争が激しいオーストラリアでは、内見に行こうと思った家が他の人で決まってしまったり、内見行った家が3時間後に他の人が決まってしまったりと、家探しが大変です。1週間以上ずっと家を探してる人にとってはボンドを払えば家をキープしてくれるお誘いあったら乗ってしまいそうですよね…。是非みなさん冷静に家を探してください。

シェアハウスのトラブルの実体験

 Flatmatsのサービスを使って、シェアハウスを見つけて家のルールや家賃の支払いまで決めたのですが、当日になって以下のようなメッセージが来て入居1時間前に拒否されたことがありました。

 事前に「1pmに引っ越しするのですが都合いいですか?」ってこのオーナーに聞いてたら「ごめん、もうちょっと待って、あとで連絡する」って2日前からずっとこのやり取りでした。(多分シェアハウスのオーナーは他の美女の入居者を見つけて誘惑に負けたのでしょう!!!勝手な憶測ですが)といったことがあり見事に家が無く路頭に彷徨う人生経験をしました。

 前の家のオーナーはFacebookのマーケットプレイスでシェアハウスを見つけたオーナーですが、僕が家を出たその日からオーナーの家族が引っ越しする関係で、前の家に住むことは出来なかったですが心配してくれたり急いでボンド返してくれたり、家に荷物を置かせてもらったり優しかったです。

シェアハウスでトラブルにならない為の対策

 シェアハウスでトラブルにならないためにやっておいた方が良いことを以下に記載します。

1)シェアハウス内見時に、ボンド額、毎月の家賃や光熱費は含まれているかどうかの契約書類などを作ってもらえるかを聞いてみること。
> 事前に書面などで契約しておくと、ボンドが返ってこない(清掃代金だから返せないとか言われたり)、毎月想像以上の家賃が請求されてネットと光熱費は別だからって言われてトラブルになった話も聞いております。なので、書面を作成して合意を得た方がいいでしょう。

2)家賃の振り込みの明細などは紙やスクショで取っておきましょう
> 振り込んだはずの来週・来月分のシェアハウス家賃のレンタル代金が振り込まれてないとシェアハウスのオーナーに言われる場合があります。しっかりと振り込んだ証明書を保存しておきましょう。

3)入居時・退去に部屋の様子を写真や動画で取っておく。
> 退去時にシェアハウスのオーナーから「壁が汚れた」、「ガラスにひびが入った」など言われて清掃・修繕費代としてボンドが返ってこない可能性があります。入居前から部屋が汚れているところや破損個所がある場合はしっかりとシェアハウスのオーナーに共有して、退去時にトラブルにならないようにしましょう。

4)ボンドはシェアハウスのカギを受け取ったら払うなど、詐欺の対策をしましょう。
> インスペクション後でも僕のように急遽入居を拒否されることがあります。その時に多額のボンドを払っていて逃げられる可能性もあります。なので、シェアハウスのカギ or 相手のサイン入りの契約書を貰うまでは基本的にボンドは払わないようにしましょう。ただ、ボンドを払わないとシェアハウスのオーナーとしても、入居直前に借りる予定の人が他のシェアハウスに行って入居に空白が出来るリスクを避けたいと思うので、「インスペクション後にボンドの何割かは先払いするけど、入居時や部屋のカギを貰ってから残りのボンドを払う」といった形で交渉しましょう。僕は基本的に入居前はボンド半額のみ払う交渉をしております。

まとめ

 今回の記事は僕の失敗談も踏まえて、書かせていただきました。私に連絡を頂ければ可能な限りお力添えしたり、シドニーであれば無料ではありませんが(1件につき交通費込みで$50程度)で内見を一緒に行く人をご紹介させていただきます。また、シェアハウスの詐欺に合った話も教えて頂ければ、他の人への危機共有としてブログに書かせていただきますので気軽にお問い合わせください。

 みなさんが楽しいオーストラリア生活が送れるよう願っております!

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